ポメラニアンのふわふわした毛は、暮らしていて魅力を感じるところの一つです。一方で、抜け毛の掃除やブラッシングは、日々のお手入れで悩むことでもあります。
わが家では、床に抜け毛の塊が転がっていることがよくあります。服にも毛がつきやすく、掃除機とコロコロが欠かせません。
そして、愛犬はブラッシングがあまり得意ではありません。じっとしていなかったり、抵抗したりするため、おやつを使いながら少しずつ行っています。
この記事では、ポメラニアンと暮らして14年のわが家で行っているブラッシングと、抜け毛の掃除について紹介します。一般的なケアの説明には参考番号を付け、わが家の実体験と分けてまとめました。
わが家のブラッシングは2~3日に1回
わが家では、2~3日に1回の頻度でブラッシングをしています。
ただし、これはわが家での頻度です。すべてのポメラニアンが、同じ間隔のお手入れで十分という意味ではありません。
獣医師・トリマーが監修したケア資料では、できれば毎日の習慣にすることが案内されています。毛が絡まりやすい犬では、毎日のブラッシングが必要になることもあります。1)2)
日数だけで決めず、毛の絡まりや皮膚の状態を日々確認し、愛犬に合う頻度や方法をトリマーや獣医師に相談してください。
手元にあるのは、コームとスリッカーブラシ
わが家で持っている道具は、次の4点です。
| 種類 | 持っている道具 |
|---|---|
| コーム | 粗目・細目のあるステンレス製コーム |
| スリッカーブラシ | ドギーマン BS 掃除機能付きソフトスリッカーブラシS(BS-30) |
| スリッカーブラシ | ドギーマン ペット美容室 角型スリッカーブラシS |
| スリッカーブラシ | スーパープロ スリッカー M |
これは、わが家にある道具の一覧です。同じ4点をそろえる必要はありません。
一般的には、スリッカーで抜け毛やもつれを整え、コームで毛の流れや残ったもつれを確認する、という使い方があります。1)
道具を選ぶときは、本数を増やすことよりも、愛犬の毛質や皮膚の状態に合うか、無理なく扱えるかを確認することが大切です。2)
嫌がるときは、少しできたらおやつをあげています
愛犬は、ブラッシングを全体的に嫌がります。特に、腰からお尻にかけてと、足回りを触られるのが苦手です。
ブラッシング中もじっとしていないため、わが家ではおやつを見せ、少しブラッシングができたらおやつをあげています。
「少しできたら、ご褒美をもらえる」
そのような流れで、お手入れを進めています。
無理に続けるより、嫌がる前に区切る
ブラッシングが苦手な犬には、ご褒美と結びつけながら少しずつ慣らす方法があります。ブラシを見ただけで嫌がる場合は、ブラシを見せる、そばに置くといった段階から始め、落ち着いていられたらご褒美をあげます。3)
体にブラシを当てられる場合も、長く続けることを目標にせず、嫌がり始める前に短く区切ることが大切です。強く抵抗する場合は、そのまま押さえつけて続けないようにしてください。1)3)
おやつを使うときは、一度にたくさん与えないよう、少量ずつにします。
わが家のおやつの与え方や食事全体の考え方は、こちらの記事にまとめています。

腰やお尻の毛の絡まりは、無理に引っ張らない
わが家の愛犬は、腰やお尻のあたりの毛が絡まりやすいと感じています。
ところが、そのあたりはブラッシングを特に嫌がる場所でもあります。お手入れしたい場所ほど嫌がるので、難しさを感じるところです。
一般的なケアでは、ブラシを強く押し当てたり、引っかかった毛を力任せに引っ張ったりしないことが大切です。痛い思いをさせると、ブラッシングをさらに嫌がるきっかけにもなります。1)4)
コームが引っかかる場合も、そのまま引き抜こうとせず、どこに絡まりがあるのか確認してください。
取れない毛玉は、トリマーや動物病院に相談する
固くなった毛玉や、自宅ではほぐせない絡まりがある場合は、無理に取り切ろうとせず、トリミングサロンや動物病院に相談してください。2)4)
特に、皮膚に近い毛玉をハサミで切ろうとすると、皮膚まで傷つけるおそれがあります。自宅でハサミを入れることは避け、専門家に対応してもらいましょう。
赤みやかゆみ、部分的に毛が薄くなっているところがある場合や、触ると痛がる場合は、ブラッシングだけで対処しようとせず、動物病院に相談してください。毛のお手入れは、皮膚や体の変化に気づく機会にもなります。2)3)
床の抜け毛には掃除機、服についた毛にはコロコロ
抜け毛の掃除は、掃除機とコロコロを中心にしています。
特に目につくのは、床に転がっている抜け毛の塊です。細かい毛が落ちているだけでなく、集まった毛が塊になっていることもよくあります。
床の毛は掃除機で取り、服についた毛にはコロコロを使っています。
| 気になる場所 | わが家の掃除方法 |
|---|---|
| 床に落ちた毛・抜け毛の塊 | 掃除機 |
| 服についた毛 | コロコロ(粘着クリーナー) |
特別な掃除方法を取り入れているわけではありませんが、ブラッシングと掃除は、ポメラニアンとの暮らしに欠かせない日常のお手入れになっています。
ふわふわの毛の魅力を感じる一方で、手間がかかるのも実際に暮らして感じることです。愛犬が嫌がる様子にも目を向けながら、無理のないケアを考えていきたいと思います。
シャンプーや歯磨きなど、毎日のケア全体については、こちらの記事もご覧ください。

参考情報
1)ライオンペット「犬のブラッシングの手順をプロが解説」
獣医師・トリマー・ドッグトレーナーによる、スリッカーとコームの使い方、力加減、嫌がる犬への配慮について。
2)VCA Animal Hospitals「Grooming and Coat Care for Your Dog」(英語)
毛質に応じたケアの頻度、道具選び、毛玉への対応、皮膚や体の変化について。
3)まみや動物病院「日々のお手入れについて(ブラッシング編)」
ブラッシングが苦手な犬への慣らし方、ご褒美、皮膚の状態の確認について。
4)山梨県サイト掲載「おうちでできる 愛犬のお手入れ」(PDF)
力任せに毛を引っ張らないことや、取れない毛玉をトリミングサロンに相談することについて。

