愛犬に混合ワクチンの予防接種を毎年行っていました。
7歳時の予防接種で突然アナフィラキシーショックとなり、
もう少しで死ぬ寸前でした。
命が無事でよかった。
本当に命が無事でよかった。
命には代えられないけど、実際に高額な治療費もかかりました。
命が一番大事だけど、金銭的な問題で手放したりする人もいるから、
可愛いから動物を飼うというだけじゃなく、最後まで責任を持てるように、
実際にかかる費用も知ってほしいですね。
今回は一生にかかる費用ではなく、アナフィラキシーショックで実際にかかった治療費を公開します。
予防接種の費用
今回の行った予防接種は
6種混合ワクチン(バンガードプラス 5/CV)です。
6種混合ワクチンの費用は6480円です。
アナフィラキシーショックで死ぬ間際!救命処置にかかった費用。
実際にアナフィラキシーショックになった時の記事はコチラを確認してください。
処置の流れがみれます。
アナフィラキシーショックになった当日の実際にあった明細内容を公開。
※病院により費用は若干異なると思います。
診療項目(内容) | 単価 | 数量 | 金額 |
エマージェンシー処置 1時間未満 | ¥12.000 | 1 | ¥12.000 |
酸素使用料 1日につき | ¥4.800 | 1 | ¥4800 |
皮下注射 | ¥720 | 1 | ¥1.440 |
プレドニゾロン注KS 1mL | ¥480 | 1 | ¥480 |
セレニア注 1mL | ¥900 | 1 | ¥900 |
ファモチジン注日医工10mg 1A | ¥600 | 1 | ¥600 |
ICU入院 | ¥1.000 | 1 | ¥1.000 |
看護料(レベル2) | ¥4.536 | 1 | ¥4.536 |
処方料 基本 | ¥700 | 1 | ¥700 |
処方料 1日 | ¥100 | 2 | ¥200 |
アタラックス錠10 1T | ¥30 | 4 | ¥120 |
プレドニン錠5 1T | ¥40 | 2 | ¥80 |
合計(税込み) | ¥29.541 |
保険負担額 | ¥12000 |
自己負担額 | ¥17541円 |
自己負担額の合計は税込みで17.541円でした 。
アナフィラキシーショック後、通院1回目(発症4日後)
アナフィラキシーショック後、急性腎不全と肝不全になりました。
結果的には一時的な症状となりましたが、飼い主としては安心できない状態でした。
服薬治療の経過はコチラの記事を確認ください。
アナフィラキシーショック発症から4日後。
通院1回目の明細公開です。
診療項目(内容) | 単価 | 数量 | 金額 |
診察 | ¥505 | 1 | ¥505 |
採血 | ¥1.440 | 1 | ¥1.440 |
血液化学検査 1項目 | ¥600 | 5 | ¥3.000 |
院内血球検査 | ¥2.400 | 1 | ¥2.400 |
尿検査 基本料 | ¥500 | 1 | ¥500 |
尿試験紙 | ¥500 | 1 | ¥500 |
皮下輸液 | ¥2.400 | 1 | ¥2.400 |
処方量 | ¥700 | 1 | ¥700 |
処方量 1日 | ¥100 | 4 | ¥400 |
ウルソデオキシコール酸錠 50「JG」1T | ¥40 | 2 | ¥80 |
ニチファーゲン錠 1T | ¥40 | 8 | ¥320 |
ラプロス | ¥100 | 8 | ¥800 |
合計(税込み) | ¥14.349 |
保険負担額 | ¥10.044 |
自己負担額 | ¥4.305 |
自己負担額の合計は税込みで4.305円でした。
通院2回目(発症7日後)
アナフィラキシーショック発症から7日後。
通院2回目の明細公開です。
診療項目 | 単価 | 数量 | 金額 |
採血 | ¥505 | 1 | ¥505 |
採血 | ¥1.440 | 1 | ¥1.440 |
院内血球検査 | ¥2.400 | 1 | ¥2.400 |
血液化学検査 1項目 | ¥600 | 7 | ¥4.200 |
血液化学検査 NH3 電解質 CRP | ¥1.200 | 1 | ¥1.200 |
尿検査 基本料 | ¥500 | 1 | ¥500 |
尿試験紙 | ¥500 | 1 | ¥500 |
尿沈渣鏡検 | ¥500 | 1 | ¥500 |
処方料 基本 | ¥700 | 1 | ¥700 |
処方料 1日 | ¥100 | 14 | ¥1.400 |
ウルソデオキシコール酸錠 50 「JG」 1T | ¥40 | 7 | ¥280 |
ニチファーゲン錠 1T | ¥40 | 28 | ¥1.120 |
ラプロス | ¥100 | 28 | ¥2.800 |
合計(税込み) | ¥19.299 |
保険負担額 | ¥12.000 |
自己負担額 | ¥7.299 |
自己負担額の合計は税込みで7.299円でした。
通院ラスト(3回目)(発症20日後)
アナフィラキシーショック発症から20日後。
通院3回目、最後の明細公開です。
診療項目(内容) | 単価 | 数量 | 金額 |
診察 | ¥505 | 1 | ¥505 |
採血 | ¥1.440 | 1 | ¥1.440 |
院内血球検査 | ¥2.400 | 1 | ¥2.400 |
血液化学検査 | ¥600 | 5 | ¥3.000 |
合計(税込み) | ¥8.079 |
保険負担額 | ¥5.655 |
自己負担額 | ¥2.424 |
自己負担額の合計は2.424円でした。
混合ワクチン接種から通院3回目までの費用合計
費用合計(保険含めない)
内容 | 金額 |
混合ワクチン | ¥6480 |
アナフィラキシーショック発症日 救命処置 | ¥29.541 |
通院1回目 | ¥14.349 |
通院2回目 | ¥19.299 |
通院3回目 | ¥8.079 |
ワクチンの費用やアナフィラキシーショックの治療費用の合計は
「77.748円」
でした。
保険負担額
内容 | 金額 |
混合ワクチン | 保険適応外 |
アナフィラキシーショック発症日 | ¥12.000 |
通院1回目 | ¥10.044 |
通院2回目 | ¥12.000 |
通院3回目 | ¥5.655 |
ワクチンの費用やアナフィラキシーショックの治療費用の合計は
「39.699円」
でした。
自己負担合計
「費用合計」-「保険負担額」=「自己負担額」
77.748-39.699=38.049円
でした!
私の家計では保険加入の費用もありましたが、実際に計算してみると、アナフィラキシーショックの治療費の自己負担は実際にかかった金額の半分でした。
終わりに
実際にペットにかかる費用は高額になる場合があります。
アナフィラキシーショックの治療も実際には高額で、実際にはどのタイミングで金額的な負担が増えるかわかりません。
それでも、私たちにとっては金額以上に大切なものをくれている大事な家族であることには変わりません。
死の間際に直面してしまいましたが、生きていてくれて本当に良かったって思います。